転勤やさまざまな事情で初めての街に住むときは、住みやすさや街の雰囲気が気になりますよね。
とくに北海道外から札幌市へのお引っ越しを考えている方は、分からないことも多く不安を感じているかも知れません。
ここでは札幌市へのお引っ越しを考えている方に向けて、札幌市の特徴や札幌市内10区と住みやすい街についてご紹介します。
札幌市の住みやすさとその特徴とは
北海道の大都市である札幌市にはどのような特徴があるのでしょうか。
夏の暑さと冬の寒さ
札幌市の大きな特徴として、夏と冬の過ごし方が挙げられます。
冬は寒いイメージが強いですが室内や施設内は暖房がしっかり効いているため暖かく、屋外以外ではそれほど寒さは感じないでしょう。
交通機関の車内でも暖房が入っているため、上着の下は薄着な人が多いのも特徴の一つです。
一方、夏になると気温が30度を超えることも珍しくなく、気温的には暑い日もありますが湿度が低いため、蒸し暑さは比較的感じないことも、札幌市の住みやすさの特徴といえるでしょう。
そのためエアコンを使用せず扇風機で過ごす人もいるほどですが、最近はエアコン設備がついている物件も多いため利用するのもおすすめです。
車の有無で住むエリアが変わる
札幌市は市営の地下鉄が3路線運行しており、全路線が市内中心部の「大通駅」に乗り入れています。
またJR札幌駅への乗り換えも容易なため、市内中心部に公共交通機関で通勤、通学する場合は地下鉄沿線のエリアに住むのがおすすめです。
一方、交通機関の利用が少なく車での移動が多い方は、道路が広く整備されているエリアが良いでしょう。
しかし、冬には雪道での渋滞などで車やバス、JRでは遅れが発生することも多いため、地下鉄駅へのアクセスは調べておく必要があります。
札幌市10区と住みやすさとは?
札幌市は市の中心部である「中央区」を取り囲むように「北区」「東区」「南区」「西区」の4つの区があり、さらに「豊平区」「白石区」「清田区」「厚別区」が東南に、「手稲区」が西に広がっています。
10区の中で地下鉄駅がないのは「清田区」と「手稲区」ですが、この2区は自然や大きな公園も多く治安も良いため、車移動がメインのファミリー層にとっては住みやすい街といえるでしょう。
単身で中心部への移動が多い場合は、地下鉄駅とJR駅の多い西区や北区がおすすめですが、北区の場合は雪が多い地域もあるので地下鉄駅沿線で探しましょう。
もちろん中心部が徒歩圏内の中央区も便利で人気がありますが、繁華街が近いため静かな環境を希望するのであれば、近隣の豊平区などを選択すると良いかも知れません。
また札幌市は中心部から車で1時間ほどで、海や山にアクセスできるのも魅力の一つです。
南区には温泉で有名な定山渓もあり、休日にはお出かけが楽しめそうですね。
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