土地を相続する際、トラブルに見舞われて苦労することも珍しくありません。
相続の手間を減らすためにも、よくあるトラブルの事例と解決策を事前に確認しておくと良いでしょう。
今回は、土地を平等に分けようとした際のトラブル、相続する土地の登記に関するトラブル、土地の相続税に関するトラブルを解決策とあわせてご紹介します。
相続する土地を平等に分けようとした際のトラブルと解決策
遺産は平等に分けたいところですが、土地は平等に分割するのが難しい資産です。
共有持分を用いれば相続人の全員が土地の所有権を同じだけ得られますが、この場合は所有者全員の同意がないと土地を売れないなど、いくらかの不便も生じます。
また、将来的に次の相続が起きたとき、子どもの世代でトラブルが起きるおそれもあります。
そのため、平等に土地を分けたいなら、土地を手放して売却金を等分する換価分割がおすすめです。
また、誰かが土地を1人で相続し、残りの相続人に代償金を支払う代償分割もひとつの方法です。
このほか、相続する土地が広ければ、土地を相続人の数にあわせて分筆するのも良いでしょう。
▼弊社が選ばれている理由はスタッフにあります
スタッフ一覧
相続する土地が適切に登記されていなかったトラブルと解決策
相続登記は2024年の4月より義務化されますが、これまでは義務でなかったため、現時点では名義変更が適切にされていない土地もたびたび見られます。
本来は父の名義であるはずが祖父の名義になっているなど、名義が古いままになっていると相続の手続きが複雑になります。
とくに遺産分割協議書が必要なケースでは、以前起きた相続での遺産分割協議書も求められ、当時の相続人に頼んで書類を再度作成してもらうなどの手間がかかってしまうのです。
このようなトラブルを防ぐため、相続が起きる前に対象の土地の名義を確認しておき、古い名義で止まっていればすぐに更新してもらうと良いでしょう。
▼弊社が選ばれている理由はスタッフにあります
スタッフ一覧
土地の相続税に関するトラブルと解決策
遺産の総額のうち「3,000万円+(600万円×法定相続人の数)」で決まる基礎控除額を超える部分には、相続税が課される可能性があります。
相続税は、相続発生日の翌日から10か月以内に現金で納める必要があるため、高額な土地を相続すると期限までに納税資金を工面できなくて苦労することも多いです。
相続税に関するトラブルを避けるためにも、土地を相続する予定があるときは相続税の有無を早めに確認しておきましょう。
たとえ相続税が高額でも、あらかじめ納税資金を用意しておけば安心です。
▼弊社が選ばれている理由はスタッフにあります
スタッフ一覧
まとめ
相続する土地を平等に分けようとすると、相続人の全員が所有者となって土地を売りにくくなるなどのトラブルが起きます。
相続する土地の登記が適切にされていないときは相続手続きが複雑になること、相続税に関しては納税資金の用意で苦労しやすいことが問題です。
各トラブルの解決策もあわせて確認しておくと安心です。
札幌市にあるR’tm株式会社では、不動産の売買だけではなく、リフォームなど幅広い業務を行っております。
土地や建物関係で気になっていることがあればぜひご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓