中古マンションを売却する際、必ずおこなわなければならないのが内覧です。
しかし、思ったように内覧の予約が入らなかったり、成約に至らなかったりで困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、中古マンション売却における平均的な内覧件数、内覧件数が少ないときの対策、そして成約に至らないときの対策についてご説明します。
中古マンション売却における平均的な内覧件数は?
中古マンションの売却までにおこなう内覧件数は、状況や物件によってさまざまですが、平均すると10件ほどで決まることが多いといえます。
毎週1回内覧をおこなったとすると、売却までにかかる期間は3か月から半年です。
人気のある物件であれば、1回目の内覧で決まる場合もありますが、条件によっては何回繰り返しても決まらない場合もあります。
ただし、買主がみつかるかどうかは、内覧件数だけで決まるわけではありません。
中古マンションを売りに出したタイミングなども、売却時期を左右する要因となるのです。
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中古マンションの売却で内覧件数が少ないときの対策
中古マンションを売り出したにも関わらず、内覧件数が思ったように伸びない原因はさまざまです。
まずは、売出価格が相場よりも高いことが原因で、購入希望者から敬遠されていることが考えられます。
売出価格が相場よりも高い場合は、不動産会社の担当者と相談して値下げなどの対策をとりましょう。
不動産が売れやすい時期は、新生活に向けて需要が高まる2月から3月であり、そこに売却時期をずらすのも内覧件数が少ないときの対策のひとつです。
さらに、広告に掲載している写真に問題がある可能性も考えられます。
購入意欲を掻き立てる魅力的な写真になるように、撮影時の照明などを工夫してみましょう。
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中古マンションの売却で内覧件数が多いのに成約まで至らない場合の対処法
内覧件数が多いにも関わらず成約に至らない場合、広告で見ていたときと実際に物件を内覧したときのイメージが合っていないと考えられます。
内覧の予定が入ったら、掃除や整理整頓などの準備をしっかりおこない、お部屋を広く見せられるようにしておきましょう。
あまりに汚れがひどいところは、ハウスクリーニングをおこなうのがおすすめです。
また、内覧当日の対応によっても、中古マンション売却の成否が決まります。
内覧に来た方に真摯に対応するのはもちろん、履き心地の良いスリッパを用意するなど、印象を良くするための工夫も必要です。
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まとめ
中古マンションを売り出してから成約までにおこなう内覧件数は、10件ほどが平均です。
内覧の申し込みが少ない場合は、売出価格や時期を見直し、物件の魅力を伝えられるような写真を用意しましょう。
一方、内覧だけ多くて成約に至らない場合は、準備や内覧当日の対応の見直しが必要かもしれません。
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