不動産売却を予定している方にとって気になるのは、どのタイミングで売るともっとも高く売りやすいのかという点でしょう。
不動産売却のタイミングとして大切な3つの要素は「市況」「税金」「季節」です。
今回は上記3つのポイントに着目して、不動産売却にベストなタイミングをご紹介します。
「市況」で見る不動産売却のタイミング
不動産売却のタイミングを市況から判断する場合、もっとも参考になる指標は「不動産価格指数」です。
これは実際の取引価格情報をもとに国土交通省が発表する指標であり、相場が上昇傾向なのか下降傾向なのかがわかります。
指標が右肩上がりの場合は今後値上がりする可能性があり、反対に右肩下がりの場合は今が売り時と考えましょう。
また、住宅ローンが低金利の場合は購入希望者が増えやすく、高値での売却を期待できるタイミングです。
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「税金」で見る不動産売却のタイミング
税金で不動産売却のタイミングを見極める場合、とくに注目したいのは、譲渡益にかかる譲渡所得税の税率です。
不動産の所有期間が5年未満の場合は「短期譲渡所得」で所得税・住民税が合計で約39%かかりますが、5年以上の場合は「長期譲渡所得」となり所得税・住民税を合計約20%に抑えられます。
なおマイホームを売却する場合は3,000万円の特別控除を適用できるため、譲渡益が3,000万円未満ならば上記の税率を気にする必要がありません。
またマイホームの所有期間が10年以上の場合、特別控除適用後の譲渡所得が割引される軽減税率を適用できます。
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「季節」で見る不動産売却のタイミング
季節から不動産売却のタイミングを計る場合は、成約件数が増える3月中に売却を完了させられるように調整しましょう。
多くの方が4月の新生活に合わせて新居の購入や引っ越しの準備を進めるため、3月前後はもっとも不動産への注目が集まりやすく、高値で売却できるタイミングです。
不動産売却にかかる期間の目安は3~6か月程度なので、遅くても前年の12月までには不動産会社に相談することをおすすめします。
3月以外では、転勤シーズンの直前にあたる9月も高値での売却に期待できるタイミングです。
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まとめ
不動産売却のタイミングは「市況」「税金」「季節」と3つのポイントから見極められます。
まずは市況を確認し、譲渡益が発生する場合は住宅の保有年数や適用できる控除の有無を確認しましょう。
とくに高値で売却しやすい季節は3月なので、このタイミングに間に合うように売却の準備を進めることをおすすめします。
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