不動産の住み替えを考えている方のなかには、一戸建てから一戸建てへのお引っ越しを希望している方もいるでしょう。
一戸建て同士のお引っ越しは、どのような手順でおこなったら良いのでしょうか。
今回は、一戸建てから一戸建てに住み替える理由や手順、住み替えの注意点についてご紹介します。
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一戸建てから一戸建てに住み替える理由
現住所に近いエリアへの住み替えの場合、同居する人数が増えて手狭になったなどの理由が挙げられます。
別居していた両親と同居することになった、子どもが生まれて部屋が足りなくなったなど、もともとの一戸建てが狭くなることは比較的よくあります。
また、住んでいる家が老朽化しリフォームよりも住み替えのほうが安くつく場合なども、近場の一戸建てに引っ越すケースが多いです。
一方、遠いエリアへの住み替えでは多くの場合転勤が理由に挙げられます。
もとの住所に戻ってくる予定があれば単身赴任や賃貸物件へのお引っ越しも選ばれますが、戻ってくる予定がなければ家族と一戸建てへお引っ越しするケースが多いです。
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一戸建てから一戸建てに住み替える手順
一戸建てから一戸建てに住み替える際、先にもとの住宅を売却してから新しい住宅を購入する場合は「売り先行」と呼ばれます。
売り先行は、住宅ローンが残っており先に返済しきらなければならない場合に選ばれるケースが多いです。
新居の購入までに仮住まいを用意しなければならないため、出費がかさむ可能性があります。
先に新居を購入してからもとの住宅を売却する方法は「買い先行」です。
引っ越しを済ませてからゆっくり前の住宅を売却できるため、慌てて値下げをする必要がありません。
ただし、住宅ローンを返済しきってからでないとダブルローンになる可能性があります。
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一戸建てから一戸建てに住み替える際の注意点
一戸建てを売却する際、まずは査定によって売り出し金額の目安を求めます。
ただし、多くの場合不動産は査定額通りには売却できません。
長い間売り出していても売れない場合は値下げしたり、買主との交渉で値下げを要求されたりといったケースもあります。
また、一戸建ての売却には想定以上に時間がかかる場合が多いです。
最低でも3か月、長いと半年や1年など長い間売れないことも考えられるため、なるべく腰を据えて売却する姿勢をとるのが好ましいです。
住み替えの注意点として、住宅ローンの返済条件は慎重に検討しなければなりません。
住宅ローンをお借り入れいただくお客さまによってお借入可能金額は異なりますが、住宅ローンには「収入基準」といわれる条件があり、毎年のローン返済は年収の35％程度が目安になります。
年齢によっては長い返済期間を設けると資金繰りが厳しくなるため注意しましょう。
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まとめ
一戸建てから一戸建てに住み替えする場合「売り先行」「買い先行」の2つの方法から適した方法を選びます。
住宅ローンの返済状況や、お引っ越しまでにとれる期間によって選ぶと良いでしょう。
不動産の売却には時間がかかるため、住み替えには余裕を持たせておくのがおすすめです。
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