中古マンションにおいて、築年数はその資産価値を決定付ける項目のひとつです。
もちろん、売却価格にも大きな影響を与えますが、実際にどのように影響を与えているのかはご存じない方もたくさんいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、築年数が中古マンションの価値にどう影響するのか、売り時や築30年以上の物件の価値についてご紹介します。
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中古マンション売却における物件の資産価値を決めるのは何か?
中古マンションの資産価値の構成要素は、敷地権の共有持分と専有部分の区分所有権、そして建物や建物付属物の共有持分です。
ただし、建物と異なり、土地は古くなったからといって老朽化するわけではありません。
そのため、築年数が影響を与えるのは建物の資産価値だけです。
中古マンションの売却において、建物部分には経年劣化があるため、その資産価値は築年数とともに低下していきます。
新築だったマンションも1年目には価値が急落し、以降20年目までに急激に資産価値が下がっていき、21年目からは下落ペースが緩やかになります。
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中古マンション売却における売り時の築年数とは?
中古マンションの築年数と成約率の関係から、売り時は築15~25年といえます。
築年数が浅いほうが一見売れやすそうに思われるかもしれませんが、売却価格が高い傾向にあることから難しいかもしれません。
また、築5年までは中古物件でも設備が新しくダメージも少ないため、比較的高額での売却が可能ですが、売却価格が住宅ローンの残債を上回るか確認したほうが良いです。
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築30年以上の中古マンションは売却できる?
築30年以上の中古マンションでも、売却できないわけではありません。
たとえば、大規模修繕がおこなわれた直後であれば、購入希望者が好印象を抱く可能性があります。
そして、大規模修繕は築15年目や築30年目などの節目におこなわれるのが一般的です。
大規模修繕が近い場合は、終了してから売り出すと良いでしょう。
また、人気エリアにある中古マンションは、築年数が経っていても資産価値が下がりにくい傾向にあります。
しかし、一般的な築30年以上の中古マンションを売却するには、部屋のなかのものをほとんど交換する必要があります。
さらに、新耐震基準を満たしていないと安全性に関する懸念があるほか、フラット35などが使えないことが注意点です。
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まとめ
中古マンションの売却には築年数が大いに影響しますが、実際に影響するのは建物の価値だけです。
売り時は築15~25年であり、築30年以上でも大規模修繕の直後や人気エリアの物件であれば売却できる可能性は十分あります。
札幌市の売買物件情報や不動産売却のことならR’tm 株式会社がサポートいたします。
土地や建物関係で気になっていることがあればぜひご相談ください。
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